こんにちは。ヒスイミツメ製作所です。
当サロンでは《深爪を健やかな美しい爪に育成するためのメニュー》を、以前は通常の施術と分けて別メニューとしてご用意させていただいていました。
そう。以前は、です。
今は通常の施術メニューと統合しております。
分けていたものを、どうして統合したのか??今これを読んでいる深爪に悩む方の、気づきや参考になれば良いなと願い、理由も含め記しておきますね。
ネイルで深爪が美爪に変わる?
どんな爪を美しい爪(以下:美爪)と定義するかは、価値観によるところが大きいですが、ここでは当サロンへ相談してくださったお客さま達のケースとして、話を進めます。
当サロンが頂くお悩みは主に・・・
- 小さくて丸い爪が子供みたいで嫌
- 爪が弱くて伸ばせないからずっと深爪
- ネイル映えする爪になりたい
- 爪をむしってしまう癖が治らない
- 夜寝ている間に爪を噛んでしまっている
という感じの内容が多いです。
ジェルネイルをし続けていて、爪のカタチは変化するか?
長い間ネイルを続けていると、末広がりに伸びていた平たく小さい爪が縦長でアーチのある爪に変わっていくことが多いのは事実です。
ネイルを続けて爪のカタチがきれいになったと、嬉しい感想も多くいただいてきました。
ですが、数か月で別人のように変わるかたもいれば、1年ちかく経ってからいつの間にかカタチが整っていくパターンもあります。
爪のカタチが整っていくスピードは個人差が大きいのです。
そもそも深爪って?
変化の個人差についてお話する前に ”そもそも深爪とは何ぞや?” というところを確認してみましょう。
これって、ネイリストとお客さまとの間で、とらえ方が違っていることが多いんです・・・!!
ヒスイミツメ製作所で深爪のご相談を頂いた際には、本来あるべき普通の状態に戻すことを目標とし、サポートさせていただいています。
実は先天的な爪の長さ形は、骨格によって決まっているのです。
生まれつき決まっているんじゃ子供のころからの深爪は諦めるしかないの? と誤解なさる前に、そもそも深爪って何?という話ですが、
深爪とは、不適切なネイルカット・むしり癖・噛み癖・扱い方による負荷などの外的要因による、後天的なものです。
そもそも爪自体は、両脇・根元・先端の4か所が固定されているだけで、あとは爪の下のピンクの部分のお肉(爪床)に乗っかっているだけな状態なのです。
で、先端を固定している爪裏の帯状の皮膚は、意外と弱く、強くぶつけたり乾燥していたりすると、はがれやすい繊細な部分なんですよ。
その爪裏の皮膚はとても大切で、細菌から指先や爪を守ってくれています。その皮膚の部分まで爪を短くしすぎてしまうことが、深爪状態となり、細菌などの炎症を引き起こしやすくもなるんですね。
深爪状態で生活をつづけて、物かつかんだりして指に力が加わると、指先の皮膚が盛り上がってきて爪が真っ直ぐ伸びることができず、爪のピンクの部分が育ちにくい状態になります。
そして本来は爪で守られているはずの指先の皮膚は、乾燥し角質化して硬くなり、ますます爪の下のピンクのお肉と 爪本体がくっつかない状態で伸びていく・・・という深爪スパイラルに。。
足の場合だと、立ったり歩いたりして圧が掛かると、だんだんと指先の皮膚が盛り上がって爪が真っすぐ伸びず両端が巻いていき、巻き爪の原因になります。(巻き爪の原因はそれ以外にもあります!!)
足の爪が巻くと痛みが出て、歩かなくなったり、痛みをかばう不自然な歩き方になってきて・・・結果的に不健康な生活習慣に繋がってしまうんですね。涙
そんなこんなで、深爪は美的コンプレックスだけでなく、指先の健康・体全体の健康の面からも無視してはいけない問題なのです。
深爪のかたの原因や癖
前述したとおり、深爪というのは外的要因によるものです。
深爪に悩んでいる方は、爪を常に短くしているかたが多いです。
- 毎日職場で爪の長さをチェックされる
- 爪の白いところが見えるのが嫌
- 常に短くないと気持ち悪くて落ち着かない
このような理由で爪を短く切りすぎてらっしゃいます。
次に多いのが、過度の緊張やストレス・慢性的な不安など心因性の原因によるものが、癖や身体に出てしまっているケースですね。
- いじってしまっている
- かじってしまっている
- 爪で腕や足をかいてしまっている
これ、無意識にやってしまうやつです。みなさん、やりたくてやっている訳じゃないです。何らかのストレスで、いつの間にか弄ってしまうんです。
しかし指先にジェルネイルが着いていると、さわった感覚が地爪と違うので我に返るように気が付いて、いじるのを(かじるのを)意識的に止められるかたも多いです^^
という理由から、当サロンで施術を伴うサポートはジェルネイルをしての育成をおすすめさせていただいております。
なのですが____
アトピーや蕁麻疹などで痒みがあり睡眠時に爪で肌をかいてしまう状況の場合は、爪に負荷がかかり美爪に整うのに本当に本当に根気が必要です・・・!!
勇気を出してサロンに通いだしたのに、肌をかき続けていては爪は育たなくて勿体ないですし、気分も落ち込むことと思います。
そんな、思うようにいかないストレスは本当につらく、心因性のストレスから痒みを悪化させかねません。そうなっては私も悲しいです。
痒みを伴うトラブルをお持ちのかたはネイルサロンだけでなく、お医者様や専門家のかたも頼っていただき、まずは痒みを減らす良策をみつけていただくのが美爪への近道です・・・!!
セルフで出来る爪を育てるコツを下に書きますので、痒みやストレスを減らす方法を探しつつ、出来ることから始めていただけたらと思います。
いろいろ書いておりますが、サロンでお会いできるのを楽しみにお待ちしております^^
セルフで出来る深爪卒業対策
もともとの爪の生え方の癖にもよりますが、爪周りの皮膚のコンディションが整っているのといないのとでは、美爪に育つスピードも変わってきます。
爪のしなりを防ぐためのジェルネイルの装着と、スムーズに爪を育てるためのセルフケア・ケア用品の使い方は、サロンで直接お伝えさせていただいております。
今すぐに自分で始められる美爪を育む習慣は、
- 爪を極端に短く切りすぎない
- 指先を乾燥させないよう気を付ける
- 爪先に負荷をかけないよう工夫する
この3つです。
爪の伸びた白い部分を完全になくしてしまうのはNGです。1mmくらいは残すようにしましょう。足の爪の場合は丸く切らず 先端をまっすぐに四角く切ります。
この記事の上の方でふれましたが、爪周りの皮膚が乾燥していると爪のピンクの部分が伸びにくいです。指先の保湿は本当に大切です。
例の感染症対策で手の消毒が生活の一部になってしまったので、どなたさまも指先や爪周りが乾燥しています。消毒剤って、皮膚を荒らしたり乾燥させたりしちゃうんですよ。ネイリスト泣かせですよ。。(涙)
ですが消毒しない訳にはいきませんので!!!ぜひ意識的に保湿を生活の一部に取り入れてみてください♪
ネイル専用のオイルを塗ってから、ハンドクリームを使うのがおすすめです。
オイルのべたつきが気になるかたは、塗るときに化粧水と混ぜて乳化させると肌に馴染みやすくなります。(衛生的に作り置きはおすすめしません)
「ジェルネイルしないで爪を育てたい」という問い合わせが、当サロンでも最近増えてきました。
そういった方は、セルフ爪育ケアレッスンをご検討いただけたらと思います♪
美爪への変化を加速させるには?
ジェルネイルで深爪状態の爪が育ち、美しい爪になるか?
ジェルネイルそのものが直接作用するわけではありませんが、結果的に美しい指先を手に入れることは可能です・・・!!
爪に負荷がかかる使い方をしていると爪のピンクの部分は育ちませんし、爪がしなってネイルも外れやすくなりますので、
ヒスイミツメでは爪がしならないよう、はがれにくい高密着のジェルネイルで保護し、爪が伸びたときの対策もお伝えさせていただいております。
では、美爪への変化を加速させるものは何か?
それはご本人様による、指先の扱い方の変化・日々の爪周りのホームケアなど、日常の努力の積み重ねです。
なぜなら深爪の緩和・育成は、美しい指先を育てるための、習慣の矯正だからです。
魔法でも整形でもありません、習慣の矯正なのです。夢の無いことを言って申し訳ありません。
・・・毎日サロンにケアに通う訳にはいきませんよね?
・・・指を全く使わず生活するなんて無理ですよね?
だからこそ日々のことはお客さまに委ねるしかなく、サロンの”施術だけで”どうにかなるとは、わたしも言えないのです。。
美爪を育てるのは、指先を使っているご本人様の、意識の変化をも必要とすることなので根気がいります。ダイエットや禁煙と同じです。
そういった事をアナウンスせず、あたかもお金を払ってサロンに通いさえすれば美爪に変わるかと勘違いさせるような集客をしているお店が、近ごろ増えているように感じており。。(大丈夫??と、同業者としてある意味心配してるのですが)
だからこそ、通常の施術とメニュー統合したうえで、ヒスイミツメでは言いたいのです。
サロンの施術とご本人さまのケアの二人三脚で美しい指先を目指します、と。
当サロンでは、爪がしなったり折れたりしないよう高密着のジェルネイルでの保護と、ホームケア方法などをお伝えし、爪を育てたいかたの意思を技術と知識でサポートをさせていただきたく思います^^
目指すゴールは、深爪状態のお爪を本来あるべき普通の健やかな状態に戻すことが目標です。
当サロンのご利用
今より美しい指先を目指す習慣作りのキッカケとして是非、当サロンの施術をご利用ください。
爪を育てるための、習慣の矯正でもあるので、根気がいります。
ですが自分ひとりでは頑張れなくても、「ネイルをしていたから頑張れた」というかたが多くいらっしゃいます♪
ご自身の指先に以前より自信が持てたら終了となりますが、美しい爪を育てる行動が習慣として身につくまではジェルネイルを続けられると安心です。
費用は毎回の施術料金(フィルイン施術)と、ホームケア用品代です。
ブライダルのかたは4~6か月前から通われることをおすすめしております。
今より美しい指先を目指したいかたは、一緒に頑張りましょう!精一杯サポートさせていただきます・・・!!