爪や手の乾燥対策

指先から肘・膝・顔まで!美容で使われるオイルの種類と酸化する理由。

こんにちはヒスイミツメ製作所です。

しばらく時間が経ってしまいましたが、ようやく書いていきますねー!

この記事では一般的な美容オイルやアロママッサージで使われるキャリアオイルについて解説していきます。

指先の保湿にかかせないキューティクルオイル(ネイルオイル)の成分にも関係があるので、

これをご覧のかたの日々の保湿の選択肢として役立てるとよいなぁと思います。

指先の保湿だけでなく全身に使えるオイルなので、お手持ちの化粧水やボディクリームなどに含まれている成分も、きっとあるかもしれません。

「爪育をサポートする専用オイルを使いたい!」というかたは、もちろんネイル専用品がおすすめなのですが、

爪育というより、指先から肘や膝のケアはもちろん顔までトータルで使える天然オイルを探しているかたは参考にしてくださいね。

《爪育サポートおすすめオイル》についてだけ知りたいかたは、こちらの記事で紹介しているのでリンクを貼っておきますね^^

キャリアオイルって何?

キューティクルオイル(ネイルオイル)の話かと思いきや、キャリアオイルとは何ぞや?という話から始めますね笑

キャリアオイルとは、おもに植物から抽出された良質のオイルです。

アロママッサージやアロマトリートメントで原液では使用できない精油(エッセンシャルオイル)を薄め、皮膚に浸透させやすくするために利用される液体の油脂です。

精油を肌に直接塗布してしまうと濃度が高すぎて逆にトラブルが心配なので、アロマ系の施術で使われる際には、精油濃度が1%以下になるようキャリアオイルで希釈して使用されます。

肌に馴染んで精油の成分を全身に運んでくれるので(英語で運ぶはcarry)、キャリアオイルと呼ばれているらしいです。

キャリアオイルと呼ばれるものは、たーくさんの種類がありまして、身近なものでは・・・

  • オリーブオイル
  • ホホバオイル
  • アーモンドオイル
  • アルガンオイル

などが有名で、これらは化粧品の成分表示でよく見かけるかと思います。

で、こういったキャリアオイルと言われる油脂はキューティクルオイルやハンドクリームなどにもブレンドされているものも多く、爪育成分や美肌成分を浸透させるのに役立っているんですね。

もちろん精油を混ぜなくてもオイル単体で使え、指先から肘・膝・顔まで全身のお手入れに使用できます!

キャリアオイルの分類

こういうのは細かく分けてしまうときりがないのでザックリですが化粧用オイルは ” 油・脂・ロウ ” の3つに大きく分類することができます。

油脂●油(常温で液状のオイル)

●脂(常温で固まるオイル)
・ココナッツオイル
・シアバター  など
ロウ・ホホバオイル
 (ステアリン酸多め)飽和脂肪酸
・ミツロウ

オイルの乾燥性によっては、” 不乾性油・半乾性油・乾性油 “と、3つに分類することができます。

不乾性油空気にさらして長期間放置しても乾燥して膜がはったりしない油。オレイン酸が多い傾向。酸化しにくい。
半乾性油乾性油と不乾性油の中間くらいの乾燥性。オレイン酸とリノール酸が半々くらいの傾向。
乾性油空気にさらして長期間放置したり加熱すると粘性があがる。リノール酸・リノレン酸が多い傾向。酸化しやすい。

酸化しにくさを決めるものは?

油脂のハナシになると出てくる”酸化した油は良くない”という言葉。これって食用油だけの話ではなく、肌につける美容オイルでも同じことが言えます。

酸化しやすいかしにくいか?は、脂肪酸の安定性によって変わってくるんですね。

脂肪酸は、炭素(C)・酸素(O)・水素(H)の3種類の原子の構造の違いによって種類があり、炭素と炭素の間に二重結合があるものが不飽和脂肪酸と言われ、酸化するオイルです。

で、炭素と炭素の間に二重結合のまったく無いものが飽和脂肪酸です。こちらは水素がくっついていて飽和の状態です。

ですが、酸化しやすい種類の油脂でも、抗酸化成分をを含むものは比較的酸化しにくいと言われています。

抗酸化成分としてよく見かけるのが、ビタミンEです。酸化防止剤として化粧品に配合されていたり、もともと含まれている油脂もあります。

ビタミンEは全部で8種類あるそうです。

  • トコフェロール(4種類)
  • トコトリエノール(4種類)トコフェロールの50倍の抗酸化力と言われる

具体的な商品名は書きませんが、ネイルオイルの成分表示でもよく見かけます^^

しかし、

酸化しにくいオイルなら何でもOK!という訳でもなくて、飽和脂肪酸は皮膚を保護する特徴があり、不飽和脂肪酸は肌に浸透し働きかける性質があります。

それぞれ肌への働きかけが異なるので、とちらがダメでどちらかだけあれば良いというものでもないです。

つまり、肌質や保湿後に求める質感によって、選択肢がかわってきますね。

飽和脂肪酸

最も安定しており、酸化しにくい。

分類おもな脂肪酸成分割合はものによるが・・・
飽和脂肪酸・ステアリン酸
・バルチミン酸
・ラウリン酸  など
ココナッツオイル
パームオイル
バターやラードなど乳製品

皮膚表面に膜を張って保護する作用が強いのも特徴です。

一価不飽和脂肪酸

脂肪酸の二重結合が1か所のみの構造。二重結合が複数ある脂肪酸よりも酸化安定性に優れています。

分類おもな脂肪酸成分割合はものによるが・・・
一価不飽和脂肪酸・オレイン酸
・パルミトレイン酸 など
オリーブオイル
マカダミアナッツオイル
アボカドオイル
ツバキ油  など

オレイン酸は人の皮脂の40%を占める成分です。ですので非常に肌なじみよく保湿してくれると言われています。

オレイン酸が多く含まれるよう品種改良されたサフラワーオイル(ベニバナ)やなたね油もあります。(ハイオレック)

ただしオレイン酸はニキビの原因菌のひとつアクネ菌のエサになりやすいため、顔に使う場合は肌質を見極めて使うのがおすすめです。

少し逸れますが、ニキビが心配なかたがオイルを使いたいのであれば、ホホバオイルはオレイン酸が少ないです。(ちなみにホホバオイルは植物油脂ではなく、ロウに分類されます)

マカダミアナッツに多く含まれるパルミトレイン酸は赤ちゃんの肌に多い成分で、肌のハリに関係すると言われています。

このパルミトレイン酸は年齢共に減少するので、皮膚の弾力が落ち年齢肌の悩みがでてくるのです。

多価不飽和脂肪酸

肌への浸透性が高いが、酸化しやすいため保管に注意。脂肪酸の二重結合が複数個所ある構造。

分類おもな脂肪酸成分割合は物によるが・・・
多価不飽和脂肪酸・リノール酸
・リノレン酸
グレープシードオイル
月見草オイル
サフラワーオイル など

リノール酸には保湿作用の他に、局所的な抗炎症作用があると言われています。リノレン酸は、セラミドをつくる材料となり、皮膚のバリア機能を高める作用があると言われています。

セラミドは、肌の角質層や爪の細胞と細胞の間を埋めてスポンジのように水分や油分を抱えこんでいる細胞間脂質です。

セラミドは年齢とともに減少するため、エイジングケアではこのリノレン酸を肌に与えることで、肌のうるおいや肌のバリア機能が低下するのを防ぐことができると考えられているようです。

なお、品種改良されていないサフラワー(紅花)や なたね油は、リノール酸が多く酸化が早いので、保管に注意が必要です。

まとめ

当サロンのお客さまに保湿オイルについて質問されることが多いので、植物性オイル・キャリアオイルを、分類して説明してみました。(過去に勉強したテキストやノートを掘り出してきましたw)

お手持ちの化粧品やハンドクリームにも含まれている成分もあったかと思います。

何が良くて何がダメ。。。という訳ではないので、使用頻度や好みの使用感に合わせて選ぶのがおすすめです。

長くなってしまったので、具体的なオイルの種類と詳細については、別記事で書かせていただきますね^^

ハンドケア用品や保湿オイルの選び方の参考にしていただければ幸いです。

ABOUT ME
ヒスイミツメ製作所の中の人
ネイル歴14年目・プライベートサロン歴9年目。パソコン・お絵描き・カフェ巡りが好きなアラフォーネイリスト。見た目の印象より中身はおっとりした性格と言われます(笑)。オトナかわいいカジュアルなデザイン、ダメージを最小限にジェルネイルを続ける長持ちフィルイン施術が得意。 >>詳しくはこちら<<
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